5/05/2011

学会誌が届きました

昨日、夜勤明けの幸せな気分に浸りつつ昼食を取っていると、
郵便が届きました。
私のエッセイが掲載された学会誌が2冊入っていました。
大学の紀要もカウントすると学会誌に掲載されるのは2度目なのですが、
今回のは学会誌といっても、一般書店から販売されている、見た目は単行本のものです。
30歳になるまでに自分の本を出したいという夢が叶ったと思えた瞬間でした。
自分の、といってももちろん単著ではないですが、
逆に、こんな文献たちと一緒に私の文章が混じってて良いんですかね~?
と思ってしまいました。
去年、必死で書いた方の(こちらは正真正銘の単行本になる予定。共著。)出版が遅れていたので、
今回の分の初校がはじまったときから追い越すかなあ?と思っていましたが、
やはり追い越したようです。

学会誌に掲載されるなんて、ふつうに研究活動をしている人にとっては多分、
なんともないことなのでしょうが、
自分のように現場で働きつつ、細々と書いている身分の人間にとっては、
やはりすごく大きなできごとでした。

ものすごい喜びに包まれるかと思っていましたが、
逆にとても静かな気持ちになりました。
よくある話ですが、ここからがスタートだなと思いました。
今までの学生論文とは違い、
自分が活動してきたことをもとに自分の言葉で書けたと思うので、
本当に責任も伴うと思うし、身が引き締まる思いです。

それにしても、2冊と言う中途半端な冊数・・・
親と指導教官でおしまいになってしまう・・・
まあ送られる人にとっては不要な廃品回収行き物品に違いないのでしょうが、
それだけはけじめとしてやりたかったことなのに・・・
買えってことですか?一応、著者なのに・・・

何にせよ、夢が叶ってうれしかったです。
皆々さまに感謝感謝です。
ありがとうございました。